プラセンタ注射は危険?副作用は?

プラセンタ注射とは

 

世界で古くから使用されていて、日本でも1960年代から普及したプラセンタ。

 

現在では医薬品(プラセンタ注射)としてばかりでなく、健康食品や美容食品(プラセンタサプリメント)として市場に出回るようになってきました。

 

これまで副作用で大きな問題になったことは無いといわれていますので、それだけ危険性の低い、身体に優しい成分であるといえるでしょう。

 

しかし、プラセンタエキスを注射する際は、身体に異物を注入し、少なくとも身体に刺激を与えるわけですから、100%どんな時でも、誰でもが安全というわけではないでしょう。

 

そういった意味で「100%副作用はありません」とは言い切れません。

 

中には極々稀ではありますが、プラセンタを注入することでアレルギー反応を起こすこともあるようです。

 

それは、プラセンタによるものなのか、注射の針に対してのものなのか、もしくは別のものが反応したものなのかは不明で、「プラセンタによるアレルギー反応」とまでは断定できないようです。

 

軽微なアレルギー反応として、プラセンタ注射した箇所のかゆみ、腕が重く感じる程度のことはあり得るようですが、これらは半日くらいでおさまるようです。

 

また、プラセンタ注射において、各種「感染症」を心配されている方もいるでしょう。

 

しかし、注射薬で使用するプラセンタは「正常分娩で生まれた健康人」の胎盤を原料としています。

 

加水分解法に加え、高温加熱処理・高圧蒸気滅菌処理などの熱処理を繰り返し行うことで、ウイルス・細菌は不活化され、製品の品質・安全性は充分に確立されていますので基本的に問題ないと考えられますね。(もちろん、国にも認められてますし)

 



プラセンタ注射はどこで受けられる?

美容外科クリニックなどで受けれます。サロンなどでは出来ません。注射なので医師免許が必要です。
※ちなみに、脱毛などもサロンさんで対応されているケースもあるようですが、脱毛は医療行為のため医師免許がないサロンさんは要注意です。

 

 

噂の真実・・献血してはだめなの?

プラセンタ注射を受けた事がある方は献血をしてはいけないという事は言われていません。
しかし、なるべく控えるように・・と厚生労働省からは通達が出ています。

 

 

具体的に、厚生労働省のHPには下記のような文章が明記されています。

「同注射剤によるvCJD(クロイツフェルトヤコブ病)感染事例は報告されていないが、輸血や臓器移植と同様にヒト由来の臓器から製造されていることから、vCJDの伝播の理論的なリスクが否定できないため、念のための措置として、その使用者について問診により献血を制限することとする。」

つまり、理論的なリスクってことですね。

 

 

最終的には、プラセンタは、アレルギー症状などの副作用もほとんどなく、クロイツフェルトヤコブ病をはじめ、HIVなどその他感染症の事例もこれまでに一例もない、「危険性が極めて低い」という事がいえますね。

 

 

プラセンタ注射と言えば

プラセンタ注射と言えば、「ラエンネック」と「メルスモン」が有名ですね。
ラエンネックについては日本生物製剤により開発されたものです。
ラエンネック